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斉(せい、479年 - 502年)は、中国の南北朝時代に江南に存在した国。南朝の一つ。北朝の北斉や春秋戦国時代の斉などと区別するために南斉(なんせい)あるいは蕭斉(しょうせい)とも呼ばれる。 == 歴史 == === 建国期 === 始祖蕭道成は前漢の高祖劉邦を支えた功臣蕭何の子孫を称したが、実際は宋の下級兵士から徐々に出世して北魏戦線で軍閥化して実力者となった〔川本『中国の歴史、中華の崩壊と拡大、魏晋南北朝』、P150〕〔山本『中国の歴史』、P98〕。宋の明帝の時代に実力をつけ始めた蕭道成は、明帝の死後に発生した皇族の江州刺史で桂陽王劉休範や荊州刺史沈攸之らの反乱を平定した〔。一方で宋皇帝劉昱は残忍で蕭道成の実力を恐れて排除を図ったため、477年に蕭道成は劉昱を殺し、弟の順帝を擁立した。こうして皇帝の廃立を決めるまでになった蕭道成は、479年に順帝から禅譲を受けて斉を開いた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「斉 (南朝)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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